銀行を辞めたい、と思う瞬間が(普通の銀行員には)一度や二度はあります。
■ 営業目標(ノルマ)がきつい、達成できない、周囲の目が怖い、未来が見えない・・
■ 人間関係が嫌だ、人付き合いが大変だ・・・(行事・お客さまとの触れ合いも含めて)
■ 月曜日の朝、出勤したくない。そもそも日曜日の夕方からブルーな気分で落ち込んでしまう・・
私も元銀行員でしたからわかります。当時、サザエさん症候群という単語があったくらいです。
※ 日曜日の夕方食事時になり、サザエさんを見る時間帯になると「ご飯食べて寝たら、明日になって銀行に行かないといけない」と憂鬱になる毎週でした。そんな月日をずっと過ごしてきました。

元銀行員の秋田秀一です。約30年勤務した地方銀行を定年退職後にコンサルタント・ネットビジネスで起業しました。
【今回の記事がおススメな人】
・銀行に行きたくない、(できるものなら)辞めたい、という思いが時々浮かび上がる銀行員の方。
・あの上司、あの同僚、あの後輩たちといっしょに仕事したくない、という感情が時々ある銀行員の方。
・マジに辞めようか、親に相談するか、支店長(部長)に辞表を出してやろうか!と悩んだことのある銀行員の方。
今回の記事は銀行員の一生について触れてみたいと思います。以下の3点がメインの話です。
【今回の記事の内容】
■ 銀行員の一生は「はやい」!
■ プライベートがない?
■ (就業規則等)ルールの縛りがハンパない!
もちろん現役の銀行員であるあなたも先輩や上司に、人生相談したり銀行員の一生についていろんなことを見たり聞いたりしたことがあるはずです。
ネット上にもたくさんの情報があふれていますから情報収集についてはあんまり苦労はしていないかも知れませんが。
それでも本音ベースの話とか、都市伝説的な話とか、人生の裏ワザ的な話は表に出てこないものです。そんな裏の話などを紹介しつつ「銀行員あるある」を考察してみたいと思います。



何かしらの応援メッセージを織り混ぜたつもりです。明日、銀行に行くエネルギーになったらうれしい限りです。
※ もちろん個別のご相談・ご質問等も遠慮なくおっしゃってください。
(秘密厳守でお話聞かせていただきます)
もちろんすでに薄々感じている話かも知れません。
でも、銀行ならでは、のメリット・デメリットを一度きりの人生に活かして欲しいものです。
終身雇用的に銀行員生活をまっとうするも・転職するも・起業するも・・すべて「正解」です。
【結論】
・銀行にいるという状況を最大限(人生創造に)利用する、というくらいの気持ちを持ち続ける。
・お金をもらいながら学べる、将来の準備ができる、夢をかなえることができると思考する。
・あなたが選択するものはすべて「正解」ですから、【生きがい】と【マネタイズ】の面に意識を向けて毎日毎日を大事にすることをおススメします。
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銀行員の一生は「はやい」!
もしお子さまがいらっしゃったら・・すぐに大きく成長されますよ
人は同じだけ1日24時間、1年365日をもらっています。
本来はどんな仕事を選択していても時間の速さはいっしょのはずです。
でも、銀行員の一生は「はやい」と考えた方がいいですよ。(体験から)
あっと言う間に(結婚してお子さまがいたら)子育てが終了して、定年がやってきます。
これは実際に銀行員生活が過ぎ去ってしまった者でないと体感できない世界です。
なぜ銀行員の一生は「はやい」のか?
実は、次の章のテーマであるプライベートがない、といったことと少しは関係しますが・・公的に、私的に自分の時間を拘束されることがかなりあるからです。
銀行という組織は、組織内の団結力、組織への忠誠心、親睦を深めるための行事がかなりあります。
たぶん銀行の外に(違う業種で働いている)仲のいいお友だちがいたら聞いてみてください。
銀行全体の行事・・・研修、親睦スポーツ大会、親睦クリスマスパーティ・・
支店が属する地域(地区・ブロック・エリア)ごとの行事・・・バレー、ボウリング、花見・・
支店ごとの行事・・・歓迎会・送別会・季節ごとのレクリエーション・各種飲み会・・
支店勤務だと、これにお客さまとの行事が入ってきます。(断れないお付き合い絡みです)
単なる行事ではありません。
当日拘束される、というものでもないからです。
それなりの準備が必要なものは、準備のために前日や前々日から駆りだされることもあります。



前向きな営業担当者だと、担当先がお店をしていたらたぶんに休日に、そのお客さまのお店に顔を出すようなことも(自主的に)、家族サービスを兼ねてやっている人もいます。
そして極めつけは・・(特に地方銀行の地方支店だと)お客さまとのレクリエーションが入ってきたりもします。
■ 某○○会社の運動会への(メイン銀行としての)参加
■ 某○○法人のクリスマスパーティへのメインバンクとしての参加・・
・・・・・
また、お店のトラブルやお客さまとのトラブル処理などが一段落した時に、気分転換・ウサ晴らしに飲み会などが急に(その日の予定外な行事として)入ることすらあります。
下手すると24時間365日、臨戦態勢です。



気がついたら3年経過して(次の支店・仕事場に)転勤となった、というようなパターンの繰り返しです。
私は、
よく半分冗談・半分本気で、「人は自分の年齢の『時速』で一年が過ぎ去るものだ」と話していました。
25歳の人は、時速25kmで1年が過ぎる。
【出典:秋田秀一】
40歳の人は、時速40kmで
55歳になると・・時速55km
じゃあ、65歳、70歳になると・・(今私は還暦過ぎで時速60km超で爆走中です・苦笑)
これは若い人でも実感できているかも知れません。中学生くらいの若者だと・・15歳だと時速15kmです。



だからこそ、若い人こそ、1日1日を(本当に)大切にしてください。
なぜなら・・・本当に「あっ、という間」だからです。
あなたが今何歳で、社会人生活を銀行員生活を何年送ってきたかわかりませんけど・・
【ここでのまとめ】
・今ここで、あらためて人生を見つめ直すことを強くおススメします。
・人生の青写真を描き直してみてはいかがでしょうか。
・今すぐ、または近い将来において「辞めなさい」ということではありません。
⇒ 人生について真剣に、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか、ということです。



【ヒント】
自分の好きなもの、やりたいこと、やってみたいことって・・
何だったっけ? と自問自答してみてください。
別に結論的なものを急ぐ必要はありませんし、はやく決めるべきだ、というものでもありません。
ただ、正直に自分自身と会話してみる、ということです。
次はプライベートがないという点についての話です。
ここでの話にも行事やお付き合いが絡んできます。
プライベートがない?


大都市圏、都市部・都会の銀行・支店だと街中をうろついても知り合いに会う、というのがあまりありませんね。
ところが、ところがです・・
地方の支店、田舎に配属されると、自分が知らないだけで地域の人たちは、自分のことを銀行員だと知っているということが結構あります。(苦笑)
小さな町でスーパーが数軒しかないようなところだと、
「昨日、○○スーパーで支店長が、刺身と豆腐とビールを買ってたよ」なんてことをスピーカーおばさんではありませんがお客さまが教えてくれることがあります。
買い物かごの中身までチェックされているようなものです。
下手なことはできません。(苦笑)
四六時中、誰かに見張られているようなものです



【昔、こんなことがありました】
夕方、全員で店の周囲を営業活動して(ボーナス勧誘の時期に)、定期預金の勧誘・お願いで戸別のお宅を回っていた時のことです。はやめに回り終えた行員が途中にあった公園のブランコにのって(帰店予定時間までの)「時間つぶし」をしていたのです。
ほどなくして・・銀行に電話がありました。
「おたくの行員が公園でサボっている」との電話でした。凄い監視社会です。(苦笑)
まあ、昔から
■ 銀行員
■ 警察官
■ 学校の先生
というのは悪いことをしない人たち、という目で見られていました。
(残念ながら今ではそうでもないようですけど)
そのうち慣れましたけど、銀行員は、
「見られている」という点ではプライベートがない職業です。
(まあ、都会や都市部の本支店に勤務している銀行員にはあまり関係ありません)
他の職業の人より他人の目が、チェックが厳しいのが銀行員です。残念!です。
さあ、どうするか?です。
【ここでのまとめ】
・変身することにエネルギーを向けましょう。変身の2つの準備をするだけです。
・(近い、または遠い将来に)あの人、こんな凄い人だったんだって! と噂されるように変身の準備です。
(こんな凄い人になったらしいよ、と噂しているのが聞こえてくるように)
・1つ目の準備 ⇒ 心の準備です。今にみていろ、変身してやる、で構いません。
2つ目の準備 ⇒ それに必要なもの・コトを(自分が判断したもの・コト)にチャレンジです。
幼稚園や小学生の頃に「大きくなったら○○になりたい!」という夢が今かなっていますか?
(まもなく実現する予定ですか?)
それを思い出すところから始めましょう。そして心の準備をしましょう。
心の準備ができたら実際の準備に取り掛かります。あとは、足を踏み出すだけです。



プライベートがない、ことに視点・焦点を合わせるのではなく、これからの未来に視点・焦点を合わせるのです。
就業規則等、ルールのしばりがハンパない!
銀行は(原則的に普通は)副業禁止です。⇒ これについては変わってきているみたいですね。
(別記事で取り上げ予定です)
それと、銀行員は原則SNSも禁止です。
銀行員と一般の方々との人間関係はいつでも「預金者(預ける側)と銀行員(預かる側)」「融資先(お金を借りる側)と銀行員(お金を貸す側)」という関係に変わります。
ある日突然、そんな関係になったりもします。
銀行員はお金に関してはもちろんですが・・日頃の生活パターン、行動パターンや銀行外での日常などから弱みを握られてしまうと、特に融資の意思決定の時などに判断を間違うというか、断れないような状況すら起こり得ます。
だから、銀行員は弱みを見せない、つけこまれない、ということが必然として求められます。
銀行という組織としては、組織のリスク管理の徹底としてSNSなども排除することになります。



SNSで何気なく漏らした言葉が、銀行の弱みを握ろうと企んでる人間にとって、ありがたい情報になってしまう可能性があるとダメなのです。
・ここからは少し銀行員でいることのメリットについての話になります。
・この話とこれまでの「今の自分を見つめ直す」という話と「視線を焦点を未来に向ける」という話を【混ぜご飯】にしてみてください。
・新しい、素晴らしい「料理」が誕生するかも知れません。
それだけシビアな銀行員でいることのメリット
あえて、メリットもあるのですよ、という話になります。


社会的な地位とか、金銭的なこととか、福利厚生的なもの(社宅・寮・その他)とか、銀行員で良かったな、という点もそれなりにあります。
ただ、これまでみてきたように、個人のプライベート的な世界が少なからず犠牲になってしまう世界でもあります。
そんな銀行員でも・・定年退職した私からみた場合には(振り返ってみると)恵まれていたよね、という点があります。
何だと思いますか?
・・・・・



それを活かす形で、割り切って自分の未来に(今の段階から)投資してみませんか?
それは・・
日常において身近に感じることができて、しかも自然といろんな情報に触れることができる、かつ情報を簡単に仕入れることのできる、仕事としては【銀行員という職業は】抜群に恵まれている業種だ、ということです。
もっと具体的にいいますね。
業務によっては業界事情や業種の特性などの情報を手軽に自分の「もの」にできる!
営業担当をしていると、特に法人のお客さまと会話できるようなポジションの業務を担当していると、
かなりの業界事情や業種の特色、裏話的なところの知識・ノウハウにまで触れることができます!
実際に自分のスキルにまで吸収するか、一過性のものとして右から左に流すか、という感度については個人差があります。
まあ、それはどこにいっても【敏感さ】【前向きさ】【気配り】などの点で差がでるのが人間社会です。
例えば、運送業界に身を置かないと実際にどんなに大変か、どんなトラブルがあるのか、人知れずの苦労はどんなものか、人員確保の面ではどうなのか等々、簡単には実態を「学ぶ」ことは困難です。
でも、銀行員は相手にヒアリングするだけで(ある程度は)何でも聞けます。
簡単に情報や裏話などを教えてもらえる立場にあるのです。
これって、実は凄いことなのです。
普通の人が【お金を出さないと手に入れられないような情報・話】を簡単に聞くことができてしまうのです。



銀行員は【事情通】になろうと思えばなれてしまうのですから。
まあ、個人的にそんな話が大好きな銀行員がいますけど。
個人情報の保護や守秘義務といった遵守すべきもの・守るべきものがありますから情報の取扱いには留意する必要がありますが、自分の中の知識として身に付けるとしたら絶好の環境に身を置けるのが銀行員です。
これからの人生を考える時に、こういったメリットを認識した上で「銀行員時代」を有意義に過ごす方向に意識を向けることは大切です。
たとえば、【将来、居酒屋をオープンしたいという夢をかなえるために】
■ 実際に居酒屋に就職したり、アルバイトしたりして知識・情報・ノウハウを身に付ける。
■ 人脈をつくる。
■ 起業に必要なこと・モノについて積極的に情報収集をする。
といったようなことを下積みとしてやってきた成功者たちがいらっしゃいます。
そんなことをしなくても、ある程度までは業界の情報・事情を知ることができるのが銀行員です。
しかも、いろんな業者・業界の事情(同業他社の情報まで)を自分のものにできてしまいます。
そういった【自分への投資】を意識して「やるか」「やらないか」の違いだけです。
金融に関して専門的な知識が入ってくる、身につく


銀行員は、融資、借金一つにしても・・
クレジットカードやカードローンなどの知識は、かなり専門的なレベルにまで到達できます。
それこそ、自分でブログを開設して情報を提供することでかなりの読者を獲得することも可能になります。
■ クレジットカードの作り方、審査にOKとなる条件、利用の仕方
■ 延滞したらどうなるか
■ 失敗体験や成功体験からの使い方のポイント
■ カードローンの特徴、申込み方、返済の仕方
■ おまとめローンの仕組み、実際の申込み方法(借り方)
■ 住宅ローンの特性、頭金の相場、借り方
などなど・・
資産運用面でも・・
■ 金融商品の特徴、メリット・デメリット
■ 自分にあった金融商品の選び方
■ 資産運用の仕方
■ 積立・貯金のやり方・貯蓄体質になるための心掛け
■ 老後ための資産づくり
■ 教育資金の貯め方
などなど・・・・
その気になれば、(昔よく言われていた)「カリスマ」ではありませんが、「身近なカリスマ的アドバイザー」としての立ち位置を確立することもできてしまいます。



銀行員は(全員とはいいませんが)セミナー講師がやれると思います。
それから、他にも「転勤・人事異動」などで・・
いろんな人たちと出会うことで人間関係に関してのコツや処世術的なものが自然と体験できる


世の中にカウンセラーと呼ばれる人たちがいます。
悩みや心配ごとに寄り添って解決に導いてくれる役割の人たちです。
特に多い悩みは「人間関係」らしいですね。
銀行員でいると(銀行に籍を置いておくと)入れ替わりでいろんな人たちといっしょに仕事をします。
冷静に分析したり、人づきあいを実体験としてこなしていけば、優秀なカウンセラーになれるくらいの「ケーススタディ」に出会える、体験できる、というのがあります。



【転んでもただでは起きぬ】ではありませんが、いろんな経験が次なるステップのための「修行」「下積み」ともなります。
人がお金を払って体験するようなことや、いろんな人と交わるセミナーに参加しての体験などよりも、ずっと効率的で実践的な経験ができることになります。
あとは、あなたが意識するだけです。



そういう意味では、銀行って【美味しい】職場、ではありませんか?
お金をもらいながら、人生のキャリアアップに活かせるような「いろんな体験」ができてしまう! のです。
こんな言葉があります。世の中の他の業種の人たちと比較してだと思いますが・・
「銀行員って(あんまり)使いものにならないよね」というフレーズです。
否定はしません。(苦笑)自分もそうかも知れません。でも・・
人によりけりです。本人次第でどうにでも成長できます!
まあ、忙し過ぎて流されるとそうなるのかも知れません。
(いつも繰り返しますが、人生は「はやい」ですから)
ただし、【発想と意識の転換(人生に向き合う)】という思考をするなら、、
【ここでのまとめ】
・意識と発想を変えて、何かしら吸収しようとするならば、銀行って・・
・「いい職場」「いい業種」ではないだろうかと思うのですが。
銀行の仕事の延長での資格取得などは、人生のキャリアにおいてプラスになる
メジャーなファイナンシャル・プランナーなどは必須資格とばかりに(半強制的に)取得させられたりもします。
この手の資格が、仕事の一貫として取得できます。
ある意味では一般の人がゼロから取得に向けて勉強を開始するよりもずっと恵まれていることになります。
その他の検定試験レベルの知識にしても知らない人にとってはありがたい情報なのです。



やり方次第ですが・・
そういった情報は「お金」になります
さらに、、
銀行の仕事ではあまり「手書きの報告書」を見かけない時代になりました。ということで・・
PC・タブレット・ワープロができて当たり前


これって凄くないですか。
まあ日常において普通に日報(営業日誌・活動報告書等)を提出したり、稟議関係の仕事はもちろん報告物を提出したりする時は、PC・ワープロです。
ということは銀行員であれば自然と(ブラインドタッチとまではいかなくても)パソコン・ワープロが使えるようになっているはずです。
パソコンが使えない人は(場合によっては)⇒ 職場で練習することすらできてしまいます。
普通の人が在宅ワークを始めるためにワープロをマスターしようするなら、まずパソコンを購入して・・というところからスタートしなければなりません。



普通・一般の人と比べて(すでに)PC、ワープロが使えるあなたは、一歩も二歩も先を行っているのです。
まとめの前に・・・


銀行員の最終到達?(希望する・しないは別です)として役員(頭取・専務・常務・・)というのがあります。
役員になると銀行はもちろんのこと、関連会社を含めてリタイアするまで銀行グループに骨をうずめることになります。
地方銀行だと、ずっと地元経済に貢献する仕事を続ける、ということです。
そんな役員がサラリーマンとしての最終目標または最終到達の姿だとすると、組織に残れるのはほんの一握りになります。
普通の一般的な銀行員は、最終的には銀行(または銀行グループ)外に出るか、国が求めている定年延長の時点まで銀行・銀行グループに残るか、のどちらかです。(例外もあります)
役員になるには・・それなりのポジションの時に、それなりの位置に到達できていなければなりません。
(役員候補の)グリーンに乗る・乗らない


ゴルフというスポーツを知っていますか?
銀行がお客さまとの親睦会などで親交を深める際に活用されるものです。
ゴルフボールをターゲット(ピン)に、どれだけ少ない回数で到達させることができるか = カップに入れることができるか、を競うものです。
上手い人でも、そうでもない人でもハンディキャップというものがあることから下手でも優勝のチャンスが生じるスポーツとして接待・親睦等に利用されます。
さて、このグリーンを役員候補者の「土俵」と考えると・・
どれだけピンに近いか・遠いか、後からグリーンに乗った人と先に乗っている人、といったいろんな人材が候補として挙がることになります。
でも、最終的にカップインするのは必ずしもグリーンに乗った順番通りではありません。
組織内の人脈や人的力学、いろんな要因が絡み合って遠い人が先にカップイン、することもあります。
そんな最終段階まで自然体で仕事をしてグリーンを目指す「生き方」と、ガムシャラにグリーンに乗りにいく「生き方」を選ぶ人と、グリーンには興味なしで「我が人生・我が道」を追求する人もいます。
いろんな人生創造があります。
どれを目指しても「正解」なのです。



あなたは、どこまでを目指しますか?
あくまでも自然体で気にすることなく、目の前の仕事に精進し続けますか?
現役でいる時に、一回くらいは自分自身のこととして人生創造について考えてみてもいいかと思います。
ところで・・・あなたはインフルエンザで仕事を休んだことがありますか?


たぶん、あなたがインフルエンザで休んでもお店が「臨時休業」となったことはないはずです。
組織とは、そんなものなのです。
あなたの代わりはいくらでも、います。
組織はビクともしない、のです。(怒らずに聞いてください)
普通は、サラリーマンは「コマ」なのです。
組織として「たった一人の人間が休んだだけで、いなくなっただけで、業務がストップする」というのはあり得ません。
組織にいる、というのはそんなにもありがたいことなのです。
給料をもらえている間に、自らの人生について真剣に考えてみてもいいかと思います。
これまでとは違った視点・切り口で、です。
まとめ
銀行に忠誠を誓って、命をかける・(定年退職まで)仕事を全うする、という生き方も正しい生き方です。
もちろんお金をいただいていますから、その分だけは、その分以上に、仕事をするというのは当たり前でもあります。
その一方で・・
銀行を利用するだけ利用する、利用できるだけ利用する。
仕事中にサボったり、自分の次なる人生のための準備に充てる、というのは問題外ですが(就業規則違反ですが)
⇒(日々の仕事・生活を)自分への投資だと思って、日々、何かしらを「吸収」するつもりで過ごしてみてはいかがでしょうか。
極端な話、あなたが悩んでいた時の状況や周囲の反応、自分のとった行動、思考パターンなどを記録に残しておくだけで、そこから脱却した経験があるなら、そこまで記録に残しておくだけで・・
これから銀行に入ってくる人、すでに迷い始めた人、悩んでいる人にとって、あなたは「先生」になれます。
【発想の転換かも知れませんが】
給料もらって、自分の人生を「創造する」「やり直す」「そのための準備をする」という人生設計を描くなら最高だと思います。
意識するか、どうかだけです。
バラ色の、とは言いませんが・・実は銀行という職場は、宝の山、なのかも知れません。
銀行を辞めたくなったら・・
【まとめ】
・給料をもらえている間に「自分の人生におけるスキルアップ・資質アップに、未来のための自分に利用できることはないか」と考えてみる。
・今でしか(銀行にいる間でしか)学べない知識・ノウハウ・情報があるのでは、と考えてみる。
・体験が次の世代のための知恵=お金、になる可能性はないか? とイメージを膨らませてみる。
と、思考を切り替えてみてください。



【辞める・辞めない】の結論はそれからでもいいと思いますよ。
辞めるのは簡単ですから。
何かしらヒントが欲しい・アドバイスが欲しい、マジ相談したい、という人は遠慮なく お問い合わせ ください。
(公式LINEの登録からのメッセージがはやいかも知れません)
下手に銀行関係の信頼できる先輩等に相談しても、逆効果になって組織にバラされることや、色眼鏡でみられたりすることもあります。
身近に全幅の信頼を置ける人がいない時は遠慮なくおっしゃってください。
(秘密厳守します。元銀行員ですから)
ここまで本当にありがとうございました。
【追伸】
銀行員への応援メッセージをまとめた一覧記事を用意しました。
\ 銀行員応援メッセージのまとめ記事 /
⇒ 銀行員応援メッセージのまとめ


\ ママドリーム 副業 /
⇒ ママドリーム

